自殺をしても今の苦しみからは解放されない

なぜ自殺が頭をよぎるかといえば、解決策が自殺しかないと考えてしまうこと、そして今の苦しみから解放されてラクになれる唯一の方法だと思うからです。

ですが、あなたは自殺をした後のことを知っていますか?自殺をしたことにより深い後悔を味わっている数多くの人(霊)がいることを知っていますか?自殺をしたところで今受けている苦しみからは決して解放されはしません。むしろ、地上で受ける苦しみよりも永く辛い体験をさせられることになります。今現在、少しでも自殺を考えるのであれば、考え直してください。いくら後で悔やんでも後戻りすることはできないのです。

自殺がもたらす結果

自殺をした人がその後どうなるか、その一例をお伝えします。自殺をした場合、その本人は自分が自殺したはずなのに生きている、という現実にまず直面させられます。そして目の前には自殺した自分の肉体があり、その状況を目の当たりにして混乱します。

地上は物質の世界であり、霊の世界は精神の世界です。肉体から抜け出て霊になると、周りの雰囲気はその人自身がそれまでに拵えた霊性、心境が大きく影響し反映されます。自殺という形で肉体から抜け出て霊の存在となっても、霊性、性格、物の考え方は地上時代と何ら変わりありません。つまり死んでも相変わらず自分という存在がいるわけです。

自殺は苦しみから逃れられる一番ラクな方法だと考えられていますが、そうではありません。実際は死んでなお自分という存在がいて、逃れたはずの責任と義務の観念がまとわり続けます。死のうにも死ねない現実、本来地上で為すべきこと(自ら望んだ成長の機会)を放棄したことによる後悔、逃れたはずの責任と義務に死んでも直面させられることによる精神の苦悶はわたしたちが想像するより遥かに厳しいものです。

自殺をした人はそうした精神的錯乱により、自らあたりに暗闇(暗黒のオーラ)を作り出すことになります。自分が死んでも生き続ける存在であるということを知らなかったゆえに罪を犯してしまったのですが、悲しいことにその状態から抜け出ることができずに何十年、何百年とかかる場合もあるのです。以上が、自殺がもたらす結果になります。

わたしたちは、自分の身体は自分のものだと思っていますが、実際は自分のものではありません。わたしたちは、地上において学ぶべき教訓があり霊的成長を成すために自ら希望して地上に生まれてきており、肉体はそのために神様が与えてくださったものなのです。生命はすべて神のものであってわたしたちのものではありません。勝手に命を断つということはそれなりの代償を支払うことになります。

人生を途中でやめることは自分のためにならない

あの世にはわたしたちが想像するような地獄というものはありません。地獄とは自らが作り出した罪悪や後悔の念によって自らが自らを裁く苦しみのことを指します。ですが、自らが作り出した苦しみも、償いの期間を経ていずれはその境涯から抜け出ることができます。全ては本人次第ですが、そうした暗闇の境涯から救い出すことを仕事としている霊もいます。当然のことながら、それぞれ人によって置かれている環境や動機が異なるため、全ての人が自殺した後に同じ道を辿るわけではありませんが、全ての人に共通して言えることは、どんなに人生が厳しいものであったとしても、人生を途中でやめてしまうことは絶対にためにはならないということです。

辛いことですが、割り当てられた地上での生活を全うし、人生の苦しみに耐え抜いていかなければなりません。死後の次の段階に進むためにも、苦しみや悲しみといった負の遺産は地上の間に精算した方が良いことなのです。間違っても、自殺という形で人生の苦しみから逃れようとしてはいけません。逃れられるような性質のものではなく、より厳しい道を歩まされることになるからです。

■ 『人生の目的、地上に生まれきた理由
■ 『人生にはなぜ多くの苦しみや悲しみがあるのか
■ 『人生の大きな苦しみの一つである“病苦”について
■ 『心の救いとなる霊界からのメッセージ(抜粋集)
■ 『目の前にある困難・問題はどう対処すればいいか