心の支えとなる霊界からの言葉・霊的教え

霊界からのメッセージ抜粋集

 

苦しみの意味

光の中ばかりで暮らしておれば光の有難さは分かりません。光明が有難く思われるのは暗闇の中で苦しめばこそです。こちらの世界で幸せが味わえる資格を身につけるためには、そちらの世界での苦労を十分に体験しなければなりません。果たすべき義務を中途で投げ出してこちらへ来た者は、こちらで用意している喜びを味わうことはできません。少なくもと永続的な幸せは得られません。

 アン・ドゥーリー編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(一) -新装版-P44

問題が生じるのは当然の成り行きです。地上は困難と挫折と障害と逆境に遭遇させられる場所なのです。地上生活のそもそもの目的は、伸び行く魂が、危機においてはじめて呼び覚まされる潜在的資質を発現するために、さまざまな事態に遭遇することにあるのです。

 パム・リーバ編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(十)-新装版-P150

苦しみにはそれ相当の目的があります。苦しみは無くてはならない大切なものなのです。なぜなら、それを通じて魂が目が開かされ、隠れた力を呼び覚まされ、その結果として霊的に、時には身体的に、いっそう強力になってまいります。

 トニー・オーツセン編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(八) -新装版-P138

この世に生まれくる霊魂がみな楽な暮しを送っていては、そこには進歩も開発も個性も成就もありません。これは酷しい教訓ではありますが、何事も価値あるものほど、その成就には困難がつきまとうのです。

 アン・ドゥーリー編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(一) -新装版-P57

『この世になぜ多くの苦しみがあるのでしょうか』-神の真理を悟るには苦を体験するしかないからです。苦しい体験の試練を経てはじめて人間世界を支配している摂理が理解できるのです。

 A・W・オースティン編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(五) -新装版-P186

ぜひ理解していただきたいのは、大切な知識、偉大な悟りというものは悲しみと苦しみという魂の試練を通してはじめて得られるものだということです。

 S・フィリップス編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(六)-新装版-P99

たとえば苦難は人間から見ればイヤなものでしょうが、私たち霊の立場から見れば実に有難いことです。凶事に出遭うと人間は万事休すと思いますが、私たちの目から見ると、それが新たな人生の始まりであることがあります。

 ステラ・ストーム編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(九) -新装版-P184

地上生活にまつわる幸とか不幸のあらゆる体験から逃れることはできません。明るい側面と同時に暗い側面も体験しなくてはなりません。“蓮の台”の生活では魂は成長しません。困難と闘争と危機の時にこそ魂は自我を発揮するのです。あなたにそれが得心できないお気持は分かります。地上的感覚でお考えになっているからです。しかし永遠の観点から見れば、恵まれた条件よりも困難な事態の方が有難いことなのです。

 トニー・オーツセン編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(八) -新装版-P72

霊的な宝はいかなる地上の宝にも優ります。それはいったん身につけたらお金を落とすような具合になくしてしまうことは絶対にありません。苦難から何かを学び取るように努めることです。耐え切れないほどの苦難を背負わされるようなことは絶対にありません。なんらかの荷を背負い、困難と取り組むということが旅する魂の本来の姿なのです。

 アン・ドゥーリー編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(一) -新装版-P52

こちらへお出でになってから地上生活を振り返ってごらんになれば、ラクだったことには何の感慨も覚えずに、むしろ苦しかったことに感謝なさるはずです。ラクだったことはどうでもよかったことばかりです。

 トニー・オーツセン編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(十一) -新装版-P28


苦しみに耐え抜くための励ましの言葉

大切なのは、人間が永遠なる魂であり、地上生活はその永遠の巡礼の旅路のほんの短い、しかし大事な一部なのだという事実を知ることです。その地上生活を無知の暗闇の中ではなく、叡智の光の中で、肩をすぼめず背筋をまっすぐに伸ばして、怖れを抱かず堂々たる落着きをもって生きるべきです。

 アン・ドゥーリー編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(一) -新装版-P43

地上生活に何一つ怖いものはありません。取り越し苦労は大敵です。生命力を枯渇させ、霊性の発現を妨げます。不安の念を追い払いなさい。真実の愛は恐れることを知りません。その愛が宇宙を支配しているのです。そこに恐怖心の入る余地はないのです。それは無知の産物にほかなりません。つまり知らないから怖がるのです。ですから知識を携えて霊的理解の中に生きることです。

 アン・ドゥーリー編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(一) -新装版-P73

私たちは金や銀の財宝をおもちしてあげるわけにはまいりません。が、それより無限大に貴重な霊的真理という名の宝石をおもちしております。これは色褪せる心配がありません。永遠に価値を発揮し続けます。これさえ携えていれば、人生を生き抜く上での光輝あふれる照明となってくれます。

 シルビア・バーバネル編 近藤千雄訳(2005)シルバー・バーチの霊訓(七)-新装版-P58

自分の力で解決できないほどの問題に直面させられることは決してありません。克服できない困難というものは絶対に生じません。重すぎて背負えないほどの荷物というものは決して与えられません。しかも、あふれんばかりの自信に満ちた雰囲気の中で生きていれば、霊界から援助し、導き、支えてくれるあらゆる力を引き寄せることになるのです。

 シルビア・バーバネル編 近藤千雄訳(2005)シルバー・バーチの霊訓(七)-新装版-P31

霊界には、いついかなる時も、インスピレーションによる指導と鼓舞の手段を用意した霊の大軍が控えております。真剣に求めてしかも何一つ手にすることが出来ないということは絶対にありません。求める者にはかならず救助と援助と指導とが与えられます。

 シルビア・バーバネル編 近藤千雄訳(2005)シルバー・バーチの霊訓(七)-新装版-P113

地上のいかなる体験も、それに正しく対処し正しく理解すれば、人間の魂にとって必ずやプラスになるものをもっております。いったい何の困難も、何の試練も、何のトラブルも、何の苦痛も、何の悩みもない世界を想像できるでしょうか。そこにはもはや向上進化の可能性がないことになります。克服すべきものが何もないことになります。ただ朽ち果てるのみです。

 ウィリアム・ネイラー編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(四) -新装版-P43

人間が地上にあるのは人格を形成するためです。ふりかかる問題をどう処理していくかがその人の性格を決定づけます。が、いかなる問題も地上的なものであり、物的なものであり、一方あなたという存在は大霊の一部であり、神性を宿しているからには、あなたにとって克服できないほど大きな問題は絶対に生じません。

 ウィリアム・ネイラー編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(四) -新装版-P20

どうか常に希望と勇気を失わないでいただきたい。冬の雪は絶望をもたらしますが、再び春がめぐってくれば大自然は装いを新たにしてほほえみかけてくれます。希望に胸をふくらませ、勇気をもってください。いかに暗い夜にも必ず登りゆく太陽の到来を告げる夜明けが訪れるものです。

 A・W・オースティン編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(五)-新装版-P84

もしもあなた方の進む道を影が過るようなことがあれば、もしも何か大きな問題が生じた時は、もしも心に疑念が生じ、迷われるようなことがあれば、どうかそれらは実在ではなく影にすぎないことをご自分に言い聞かせることです。羽根をつけて一刻も早く追い出してしまうことです。

 A・W・オースティン編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(五) -新装版-P22

首をうなだれてはいけません。あなたはしっかりと導かれ援助をうけておられます。きっと乗り切ることができます。一瞬たりとも挫折の心配を抱いてはなりません。このたびの経験は結果的にはあなたの霊性を強化し、前途に横たわる未来において大きな豊かさをもたらしてくれる貴重な教訓を植えつけてくれることでしょう。

 パム・リーバ編 近藤千雄訳(2004)シルバー・バーチの霊訓(十)-新装版-P118

(シルバーバーチの霊訓)
数ある霊界通信の中で包括的かつ最も叡智に富んだ霊的教えを編纂した書物。アラン・カルデックの「霊の書」、モーゼスの「霊訓」と合わせて世界三大霊訓と呼ばれていますが、三大霊訓の中でも傑出した霊的啓示を説いています。シルバーバーチ(日本語で’’白樺’’を意味する)とは、1920年〜1981年にかけてイギリス人のモーリス・バーバネルを霊媒とし、地上に霊的教えを届けた際に霊が名乗った仮の名のことです

■ 『人生にはなぜ多くの苦しみや悲しみがあるのか
■ 『地上人生の過ごし方
■ 『目の前にある困難・問題はどう対処すればいいか